サン・ピエトロ大聖堂の正面でローマ1日ツアーは解散になった。広場を見るとそろそろ黄昏が迫ってきてるようだった。
大聖堂には高さ約120メートルの展望台のクーポラ、ミケランジェロが設計したドーム型の天井がある。
下から階段で登る経路もあるようだが、迷わず7ユーロ払ってエレベータ経路を選んだ。ところがエレベータを降りてからが大変だった。
頂上までは、なんと330階段もあるそうだ。くるくると階段を登っていく。朝からすでに2万歩近く歩いてた。膝はガクガクとなっているようだった。
しかし!苦労の後には楽しみが!素晴らしい景色が待っていた!東側からサンピエトロ広場とローマの街並みが見渡せる。
また、西側に回ると、夕陽が沈んでいく時間となった。
ローマ1日目はたくさん歩いた。午後から訪れたヴァチカン市国は素晴らしかった。見どころがたくさんあった。美術館を見ながら時は過ぎた。
絶景を満喫して大聖堂を降りてきたら夕暮れになっていた。下にヴァチカン郵便局と黄色いポストがある。ここは違う国なのだ。しばらく前の椅子で感慨に耽っていた。
さてと、ホテルに帰らねばならない。GoogleMapに住所を入力し歩きはじめた。たぶん20分くらいで着くだろう。
道端に見つけたハンバーガー屋に入った。テイクアウトにした。
店を出て、振り返って、思わず見惚れた。印象的な色合いだった。
イタリア行く前に、ローマ法王に謁見できるツアーがあることを知った。オプショナルツアーを探してて見つけた。毎週水曜の午前中にのみお姿を現せるようだ。
たまたまぼくがローマに着くのは火曜の夜なので参加は可能。有名処を見るツアーは木曜に行けばいいかな、などと迷った結果、見送った。
だって、ヴァチカンは巡礼の地。世界10億人の信者が目指す処。興味本位で謁見することは不遜だから。
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