彫刻の筋肉美、生き生き

トロイア戦争の末期、トロイの木馬に疑いを抱き、同胞に警告した神官ラオコーンは、女神アテナの怒りを買ってしまう。怒った女神は大きな海蛇二匹を放つ。海蛇は最初ラオコーンの息子二人を襲い、助けようとしたラオコーンにも巻き付く。

一瞬気を失いかけたが、息子ヘの思いが気を取り戻す。が、もはや助けることも、動くこともできない。「あの木馬に…槍を投げつけたばかりに、神々の怒りを買ってしまったのか!」ラオコーンは力つきて、二人の息子ともどもは絞め殺されてしまう。

キャッチ画像「ラオコーン」(紀元1世紀頃の作品)

ヴァチカン美術館に入ると、経路の初めにあるのが「ピオ・クラメンティーノ美術館」
古代ギリシャ・ローマ時代の彫刻を集めた美術館でいきなりワープした気分に耽る。

「ベルヴェデーレのトルソ」

逞しい肉体を持つ人物が岩の上に座っている像。胴体部分のみが残っている。ミケランジェロに多大な影響を与えたという。

「ベルヴェデーレのアポロン~レオカレスの像」

ヴァチカン美術館「ラファエロの間」は次の記事をご覧ください

賢人が集まるアテネの学堂

2017-12-24

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

Japanese, born at Ise-city, listening Each Otaki, watching movies #fav Love Actually and TV-series Law and Order initial, boarding Star Alliance, living at Osaka-city in Japan, drawing biginner, swimming slowly, playing cherry jazz piano on leave and loving two daughters.