ポルトガルのナザレは、絵のように美しい海辺の村として、人気の観光地となったそうだ。大西洋に面し、長い砂浜を持ち、夏期には観光客で混雑する。ポルトガルでも良質の砂浜とされる。
今回行ったのは6月1日。シーズン前だから、人影は少なかった。
言い伝えによれば、4世紀にパレスチナのナザレから一人の聖職者が聖母マリア像を持ち込んだことにちなんで町の名がついたという。
町は3つの要素からなる。ア・プライアは海岸部、オ・シーティオは丘陵の頂上の旧市街、ペデルネイラはその他丘陵頂上部である。ア・プライアとオ・シーティオとはケーブルカーで行き来ができる。
海岸から標高110m地点の岩の上にあるシーティオに、最初の定住地ができた。住民は、バルバリア海賊、フランス、イギリス、オランダ各国の海賊たちからの略奪を避けるため安全な基地を作ったのである。
こういった襲撃は、19世紀初頭まであったそうだ。下から見上げると、とんでもなく高い処に居たことに驚く。
海辺のレストランでのランチは、ポルトワイン、味噌風のスープ、白身魚、デザートのコースだった。日本の風味に似てるように感じた。
同じテーブルに南米コロンビアからの五人連れが居られた。お互い拙い英語で会話した。コーヒー農園をされている老夫婦とその姉妹が20日間かけてヨーロッパ旅行されているそうな。
住所とメアドを書いたメモをもらった。帰国後のワールドカップで衝突したこともありメールを送った。懐かしいからまた会いたいって返事来た。とんでもなく遠くて、日本からだと地球の反対側。行けたらいいな。
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p.s.
その後のエピソードがこの記事のラストに少しだけ^^;
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