バロック建築の傑作の一つとされるカールス教会は、建物正面に見える両端の巨大な柱が印象的で有名。この教会は、マリア・テレジアの父であるカール6世が、ペストを撲滅させたいという熱き祈りを込めて建てられたと云われる。建物にはウィーンの守護神であったカール・ポロメウスによりペストがなくなるというストーリーが描かれたレリーフがある。また、内部の楕円形の天井部分にはロットマイヤーの見事な天井画がある。
ベルヴェデーレ宮殿は、オーストリアを支えた英雄であるオイゲン公が、夏の離宮として10年の歳月をかけて建てたもの。オイゲン公に子供はなく、遺言も残さなかったため、この宮殿はハプスブルグ家が接収した。
有名なのはクリムトの「接吻」。金色の中、危うい姿勢で抱き合う男女の絵が素晴らしい。
泊まったのはヒルトン・シュタットパーク。地下鉄ウィーン中央駅に隣接してて、リンクまで5分と市内散歩に、とても便利な場所で良かった。
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