ドームの天井には穴が空いていて差し込む日光の角度で時間を計っていたそうな。インベーダーに似てるけど当時から居たのかもしれないね。穴はガラスじゃないから雨が落ちてくるようで、写真を撮るの忘れたけど、床に排水用の穴があった。ほんと凄い処だ。
古代ローマ時代の建築物が、幾多の災害を経ながらもほぼ完全な形で残されているなんて驚愕に尽きる。それもこれほど高度な技術がその当時から確立されていたことに感動した。
パンテオンは、紀元前25~27年頃には建設されたと言われている。その後火事で焼失してしまい、現在の姿は115~118年にかけて再建されたもの。
パンテオンはローマ神話に登場する神々を一つの建物で祀る「万神殿」とされていたという説があるらしい。キリスト教が浸透し、ローマの神々への信仰が薄れてしまった後も、キリスト教の寺院として利用されることとなり、現在にその姿を残している。
また、現存する石造り建築としては世界最大の規模。宗教的な影響だけではなく、建築や歴史の価値も持つ建築物として有名である。
古代ローマ時代の柱を構える入口と、円型の建物が特徴的。パンテオンは非常に大きく、古代ローマ時代でこんなものが建てられたのかと、外観を見るだけで圧倒的な気持ちになる。
パンテオン内部に入り、クーポラを見上げると驚く。天井の美しい模様と中心に大きく空いた穴。この穴はラテン語では「オクルス(oculus、目の意味)」と呼ばれ、「パンテオンの目」とも称される採光窓。
陽射しが入り込む光景は神秘的。クーポラの高さは、約43.2メートル。はるか先の天井にぽっかりと空く天窓は、「目」がまるでわれわれを見ているかのように感じられる。
内部にはイタリア王国の初代国王ヴィットリオ・エマヌエーレ2世や、ルネサンス期の巨匠ラファエロが埋葬されている。
柱は1本14mという高さ
[…] 偉大なる建築パンテオン神殿とオクルスに驚愕 […]