ジヴェルニーの庭、自然の慈しみ

初めてフランスを訪れた2015年春、着いた翌日オプショナルツアーでジヴェルニーへ行った。

パリ郊外ノルマンディー地方の入口に位置するジベルニー村には、印象派絵画の巨匠クロード・モネが晩年を過ごした家が今もそのままあり、春から秋まで一般公開されている。

モネが愛した庭として有名な「ジヴェルニーの庭園」。43歳のときから生涯の半分をこの庭とアトリエのある邸宅で過ごして、創作以外のほとんどの時間は庭仕事をしていたと云われている。

創造力のおもむくままに一生をかけて改良を重ねて、この庭への愛情を手放すことがなかったモネ。「睡蓮」の連作をはじめ、作品はもちろんのこと、印象派から抽象絵画の先駆者の魂を導く光がここにあったようです。 モネの死後に、放置されてしまった庭は、多くの協力者を得て再現されました。

ところどころ日本風があって彼の好みが判るけど、西洋の風合いも感じられて、とても個性的な忘れられない印象を残してくれました。

そして、「睡蓮」で有名な池がリアルに残っています。

アトリエと住居としてモネが過ごした家には、当時使用してた家具やインテリアがそのまま保存されており、中でもダイニングルームの壁を飾る莫大な数の貴重な浮世絵画は圧巻でした。モネは日本開国前の1860年代の早い時期から浮世絵を収集していたそうだ。

モネの家は戦争の影響で大きな損傷がありましたが、もちろん現在は当時の色が蘇っています。モネとその家族が暮らしていた家はやはり光がたくさん入るようになっている印象でした。

印象派の目標であった自然光を再現することが広い窓の作りからも伺えます。残念ながら、家の中の写真は残っていませんでした。

ジヴェルニーは少し小高い丘に沿ってある小さな古い村。モネはパリなどでの制作活動の後、この街で晩年を安静に過ごしました。そしてセーヌ川流域に位置するこの村は印象派の画家たちにとってとても重要な場所でした。20世紀初頭にはモネに憧れたアメリカ人印象派の画家たちが村に滞在したということもあり、村にはたくさんのギャラリーがあるようです。

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