グーグルマップさまさま

なにをいまさらという反応が返ってくると思うけど、敢えて言わせて欲しい。グーグルマップは本当に便利なもんですわ。と、書きたくなるほど、昨年末行ったイタリアでその凄さをぼくは痛感させてもらった。

さて遡ること数年、2012年に初めて買ったスマホはPanasonicのP05Dだった。ぼくにとってお財布ケータイは必須だったのでAndoroidを選ばざるを得なかった。たしかに、EDYなどの電子マネーは代替手段があるのだけど、JR在来線でグリーン車をよく使うぼくにとって、座席を確保してから急いで車内でグリーン券をNET購入する必要があったからだ。なぜならグリーン券を事前購入してても座れるとは限らないという特殊事情。

グリーン車

話を初代スマホP05Dに戻す。重さは画期的な103グラムと当時最軽量だったし、さらに画面は有機ELであったが、なにしろ反応が速くなかった。その後、2年ほど使って、SONYのXperia A2に替えた。それまでが遅すぎたんだろうけれど、目から鱗ほど速く快適に感じた。音質もさすが良かったし、画質も驚くほど綺麗だった。

その次は、1年半経って同じくXperia Z5に替えた。画面は広くて快適だったが、154グラムと少し重くて、ワイシャツの胸のポケットに入らないため、ズボンの右ポケットに入れていた。買った年の冬にフランスへ行った時、写真を撮ったあと、つい油断して落としてしまった。そこは石畳だったので、背面のガラスにたくさんヒビが入った。夜に写すと照明をガラスが拡散して光の帯が画像に残った。

という事情から、イタリアに行く前にスマホを替えることにした。お財布ケータイが使えなかったiPhoneも日本市場を意識したのか7シリーズからお財布ケータイ機能を搭載していた。80年代後半に、隠れMACとして数十万かけたSE30を自宅に持っていたぼくにとって、ひさびさのAPPLEとなった。Xperiaもなかなか凄いと思うが、なにげないスムーズさのiPhoneは滑らかさが一味違った。

テヴェレ川東岸

前置きがとても長くなったが、グーグルマップは初代のスマホから入れていた。ぼくが使い熟せていなかったのか、あるいはグーグルマップが知らないうちに進化したからなのかはわからない。ただ、この組み合わせが今回のイタリア旅行で、ぼくを幸せにしてくれた。

ローマは古い街で、歩いていろんなことろに行ける。行きたい処が決まると、ぼくはグーグルマップに場所を入れた。そしてSTARTボタンを押せば、iPhoneが連れて行ってくれた。交差点に来ると、ポケットのiPhoneが合図してくる。見ると、曲がれとか、真っすぐとか、ちゃんと指示が出ている。周りの地名も日本語だから外国に来ているような気がしない。

そうして着くと、「目的地に着きました」って女性が日本語で話してくれる。つい、「ありがとう」って答えていた。ほんとお世話になった。Googleは未来に向け進化してるんだなぁって実感した旅行となった。

20世紀の末頃だったか、グーグルアースを始めてみた時、とても驚いた記憶がある。いますでに21世紀も2割近く進んできているのだから当然なのかもしれない。

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#fav Each Otaki, Law&Order, Richard Curtis screenwriter famous for Love Actually, boarding Star Alliance, now living at Osaka-city in Japan, drawing biginner, swimming slowly, playing cherry jazz piano on leave and loving two daughters, born at Ise-city, Japanese.