陸マイラーという言葉は、かなり以前から聞いたり見たりしてきたが、略称を「オカマ」と呼ばれてることを昨日知ってとても驚いた。ギャグっぽく捉えたらいいのか、シニカルなニュアンスなのかは判らない。
単身赴任を始めたのはかれこれ13年も前のこと。それまで知らなかったポイントとか、おまけのサービスにやたら詳しくなった。電気代やCATV代などを独自に契約するにあたり、クレジットカードも作った。帰省やら出張とかで飛行機も乗ることが多くなった。そんな中で、マイレージの奥深さを知ることになった。
最初はJAL・ANAを気まぐれやタイミングのみで乗っていた。ヘビーユーザーではなかったので、年末になって当然ながらステイタスがGETできない事実を知った。こりゃ、あかんわ、片方に集めなきゃって。
そんなことを考えてる時に、阿吽の呼吸のようにANAからプラチナお試し体験サービスのメールが届いた。ラウンジとかを使ってみて驚いた。こんな世界があるのだなぁ、と。
翌年から乗るのはANAだけにかえた。ステイタスの獲得を目指し、クレジットカードもANAカードに変更した。その当時はいまのように搭乗ポイントという難しい制度ではなく、搭乗回数でも上級ステイタスに近づけル制度だった。JALはいまでも両方の仕組みだと聞くが、背景等について詳しく知らない。
それから十年近く経つ。永久会員の権利もGETして、SFC(スーパーフライアーズカード)のプラチナカードを数年前から使っている。年会費はあんがい高いのだが、マイルが50%増で貯まるので、たぶん回収できてるのだと思ってる。
貯めたマイルをSuicaや各種ポイントに替える現金化なら、1,000マイルは1,000円と理解してOKだろう。しかし、特典航空券に替えると国内線で3,000円~5,000円、欧米路線のビジネスクラスなら5,000円~10,000円に替わるところがマイレージの旨味。特典航空券なら航空会社も支出が無いわけだし、ユーザーも経済性OKだからINWINの関係が成立している。
数年前からニューヨークへ2年、フランスに2年、そして昨年はイタリアに行かせていただき、今年はポルトガルを予定。ANAが運航している直行便だけでなく、スターアライアンス便も組み合わせて活用できるので、殆どの地域に行ける仕組みはなかなかいい。
しかしその特典にはステイタスに応じて枠数があるらしいというWEBの噂を信じて、ほとんど飛行機に乗らなくなったリタイア後もダイアモンド会員をキープすべく努力している。つまり、自腹マイラーなんです。それってほんとにお得なのかしら、と疑問を投げかけながら、迷い始めているのが本音の今日この頃。
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2018年TRIP
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