雪舟伝説@京都東山

京阪電車の七条駅から階段登ると七条大橋の交差点。五月なのに30℃の予報で蒸し暑い。外国人も多いし観光客や学生で街が溢れてる感じ。かなり前に鴨川沿いを歩いた記憶がふと過った。

東へ向かった。歩いて数分のところにある京都国立博物館がある。そこで展示されている雪舟伝説を観たかった。

 

日本美術史上もっとも重要な画家の一人である雪舟(1420~1506?)。6件もの作品が国宝に指定されていることが象徴的に示しているように、雪舟に対する現在の評価は突出したものがあります。しかし、それは単純に作品が優れているという理由だけによるのではありません。雪舟とその作品に対し、歴史的に積み重ねられてきた評価の上に、今日の高い評価があるのです。
本展では、主に近世における雪舟受容の様相を辿ることで、「画聖」と仰がれる雪舟への評価がいかにして形成されてきたのかを検証します。桃山時代に雪舟の後継者を自称した雲谷派と長谷川派、雪舟画風を流派様式の礎とした江戸時代の狩野派はもとより、これら漢画系の画家とは異なる実にさまざまな画家たちが雪舟を慕い、その作品に学びながら、新しい絵画世界を切り開いていきました。
一口に雪舟受容といってもそれ自体複雑な性質を孕み、多角的に把握すべきものです。その多様な雪舟受容を通して、「画聖」雪舟誕生の過程を明らかにすることを目指します。

展覧会webから

  

展覧会webから写真を引用させていただきます

四季花鳥図屏風 雪舟筆
秋冬山水図 雪舟筆
富士三保清見寺図 伝雪舟筆
山水図襖 雲谷等顔筆
竹林七賢図屏風 長谷川等伯筆
富士三保清見寺図屏風 狩野山雪筆
探幽縮図 雪舟像 狩野探幽筆
富士三保図屏風 曾我蕭白筆
駿州八部富士図 司馬江漢筆
 
 
七条大橋
Robert Olzer Trio

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