泊まったホテルのロビー横の休憩室に南城市のパンフレットを見つけた。スピリチュアルが溢れてるという見出しで思わず手に取った。世界遺産の「斎場御嶽」には二年前行って、とても良い想い出が残っていたから。たしかに不思議なパワーを感じたし、撮ってもらったぼくの回りには青い色が佇んでいた。
翌朝、ゆっくりの朝食を摂ってから出かけた。カーナビに「おうじま」と打ち込んだら「奥武島いまいゆ市場」と出たので「ここに行く」ボタンを押した。30分くらいとの到着予想時刻を見てスタートした。土曜だったけどそれほど道は混んでなく、初春の感覚を味わいながら南下していった。沖縄本島と結ばれている150mの橋を渡った。
橋を渡ったら、すぐ正面に「てんぷら」の文字と「なかよし食堂」の看板が見えた。すでに混んでる様子だったので、後で歩いてくればいいやと思い左折した。すぐ港が見えた。その辺りが「いまいゆ市場」。駐車場に車を停めて、散歩した。
市場には、新鮮な海産物を手頃な値段で食べられる食堂や鮮魚店がいくつも並んでいた。少し試食させてもらったが魚はコリコリして美味しかった。八百屋さんもあった。美味しそうな沖縄野菜や果物が並んでいた。
少し歩くと、港近くにお祭りに使うのであろう舟があった。きっと盛大なんだろうなぁ。そして、なかよし食堂で、てんぷらを買って、横のテーブルで食べた。
Wiikipediaにはこう記載されている。
かつての沖縄では、人が死ぬと、海岸のすぐ沖の小さな島に船で遺体を運び、洞窟へと安置する葬送の習慣があった。洞窟の中が黄色い光に満たされていたことから、この島を「青(オウ)の島」(黄色のことを「青」とよぶ場合があった)とよんでいたとされ、そこから「奥武(オウ)の島」と書かれるようになったとされる。
そういう落ち着きを感じられるとても不思議な空間だった。
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