



中之島をよく散歩した。ベンチに座って空を眺めていたこともあった。あの頃は何を想っていたんだろうか。


中之島を西に向かった安治川河口あたりに風情が残っている。泥の河という名作映画の舞台となったところだ。その記念碑があった。

淀川(現:旧淀川)本流の中洲であることに加えて、大阪湾から遡上する二大航路の安治川と木津川の分岐点でもある中之島には諸藩の蔵屋敷が集中し、全国各地の物資が集まる「天下の台所」大坂の中枢を担った。米市は淀屋橋の南詰の路上で行われていたが、1697年(元禄10年)に堂島川を挟んだ堂島へ移り、1730年に米の中央市場である堂島米市場が設置された。この堂島米市場は世界初の先物取引市場と言われている。
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